あなたのしおばLoveを教えてください! Vol.1 おやど 小梅や 君島 俊さん

「あなたのしおばLoveを教えてください!」と題しまして、塩原の人々に“しおばLove”なところをインタビューし、塩原の魅力を記事で伝えていく企画となります!

「ShiobaLove」とは?

すばり、“塩原のラブなところ”です!
塩原のことであれば、「スポット、モノ、コト、ヒト」ジャンルは問わず、なんでも含みます。

第一回目は、おやど 小梅やの君島 俊さんです!

おやど 小梅や| 君島 俊(きみしま しゅん)さん

全6室の小さな宿「おやど小梅や」の君島です。創業70年続いている旅館で、私で4代目になります。
当館は、木の匂い香る館内、100年以上前の蔵を改装した食事処(お部屋食も可能)、身体にやさしい野菜中心の料理が特徴の宿です。温泉は源泉掛け流しで、大浴場二カ所を2022年2月から貸切風呂としてご利用いただいております。
ぜひ、当館ならではの“木の香りにつつまれる、ちょっと贅沢なひと時”をお過ごしいただけましたら幸いです。

※「おやど 小梅や| 君島 俊さん」以下、「 君島さん」。

君島さんのShiobaLoveその1 塩原歴史探検!史跡鍾乳洞 源三窟

君島さんがおすすめするShiobaLoveは、塩原バスターミナルから約1キロ先のところにある、源氏にまつわる伝説がある鍾乳洞「源三窟」です。

~源三窟の由来~
壇之浦の戦い後、源義経の家来であった源有綱らは源頼朝軍に追われ塩原へ逃げ込み、この場所で隠れながら落人の生活をしていました。
再起を計って立ち上がろうとした最中、洞内の滝水でといだ米汁が外に流れ出し、そのとぎ汁によって見つかってしまい無念の最期を遂げたと言われています。

そのような歴史ロマンがある塩原のおすすめスポットです!

源三窟の入口にある門を潜り、111段ある石階段を上っていくと、入洞口の看板が見えてきます。 
上がりきると案内所と鍾乳洞入口があり、案内所で入場券を買った後、ガイドの方がその歴史を紙芝居を使って丁寧に説明をしてくれます。

説明が終わった後、いよいよ鍾乳洞内へ! 

鍾乳洞内はひんやりとしていて、通年15度~16度の設定にしているようです。 
全長50mぐらいではありますが、洞内は狭く曲がりくねっているためそこまで短くは感じません。 
途中で、「米洗いの滝」の再現ジオラマや人形を使った当時の洞内での生活様子、源三窟のできた由来が書かれた説明などが見られます。

鍾乳洞から出ると、武具資料館とお土産売り場に出ます。 

最後に、案内所にいる看板猫「茶々」ちゃんがお見送りをしてくれます。(いつもいるわけではないので会えたらラッキー!)

駐車場から門をくぐり石階段を上がるところから鍾乳洞を出るとこまでミニ探検気分が味わえる「源三窟」。
塩原にお越しの際にお立ち寄りいただければと思います!

君島さんのShiobaLoveその2 塩原ロマンスポット 木の葉化石園!

君島さんがおすすめするもう一つのShiobaLoveは、塩原のロマンスポット「木の葉化石園」です。

今から数十万年前、塩原の温泉街付近に「古塩原湖(塩原化石湖)」という湖がありました。
高原火山の活動で出来た湖で、この湖に土砂や火山灰、木の葉などが流れ込んで形成されたのが「塩原湖成層」です。
この地層からは、植物の化石や昆虫類の化石、ネズミ、カエル、魚など200種類の化石が発見されております。

これらの化石は展示室でご覧いただくことができ、また国内外の化石や鉱石も数多く展示されています。
展示館の一番奥ではここで取れた化石などがお土産で売っています。

そしておすすめなのが、木の葉化石の原石を割って化石探しを楽しむ人気体験コーナー! 

木の葉化石の原石を購入して、ハンマーを使い石を割って化石を探し出します。
数十万年前のものが目の前にあるという現実に感激を受けます。

 ロマン溢れる「木の葉化石園」。 お子様も大人の方も楽しめるおすすめの観光スポットです。

最後に

上記の「源源三窟」、「木の葉化石園」の他にも、塩原温泉には魅力たっぷりの歴史ロマンがございます!
塩原温泉に訪れた著名な文人墨客の石碑、旧塩原御用邸内御座所を移築保存した天皇の間など貴重な文化財が多くございます。
塩原温泉にお越しの際は、当時の思いを馳せながらの歴史探訪はいかがでしょうか!

この記事をシェアする